自称メンタリストのDaiGoさんがホームレスや生活困窮者に対して差別発言をしたとして炎上していますね。
DaiGoさんと言えば著名人の方々との討論で論破する姿が有名です。
そんなDaiGoさんがYOUTUBEでした発言が今回のはヤバ過ぎると話題になっているのです。
そこで今回はDaiGoさんがどのような発言をしたのか、世間の反応や動画を交えてご紹介したいと思います。
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自称メンタリストDaiGoがホームレスや生活困窮者への差別発言で炎上
2021年8月12日、自称メンタリストのDaiGoさんがYouTubeで差別発言を行い話題になっています↓
「メンタリスト」のDaiGo氏が、動画投稿サイト「ユーチューブ」で、ホームレスの人や生活保護受給者を差別する主張をする動画を載せ、批判を集めている。ホームレスに対しては「いないほうがいい」「犯罪者を殺すのと同じ」などと言い、差別や攻撃を扇動するとして、インターネット上で「炎上」状態となっている。
毎日新聞
では、炎上した動画とは具体的にどんなものだったのでしょうか?
現在では削除されていますが、拡散されていたものが残っていましたのでご覧下さい↓
DaiGoさんはYOUTUBEチャンネル内でホームレスの人や生活保護受給者について以下のように語っています↓
「自分にとって必要の無い命は僕にとって軽いんで。だからホームレスの命はどうでもいい。いない方が良くない? 邪魔だしさ。プラスになんないしさ、臭いしさ。治安悪くなるしさ。もともと人間は自分たちの群れにそぐわない、群れ全体の利益にそぐわない人間を処刑して生きている。犯罪者を殺すのだって同じ」と述べた。 また、生活保護受給者に対しては「生活保護の人に食わせる金があるんだったら猫を救ってほしい」「生活保護の人が生きてても僕は別に得しない。猫は生きてれば僕は癒やされる」
DaiGoさんのYOUTUBEチャンネルより引用
動画内ではコーナーが始まる前に『今日は辛口です』と事前に前置きをしていらっしゃいます。
動画の再生回数を挙げる為に敢えてこういった発言をしていると考えるのが自然かもしれません。
しかし事前に辛口ですとおっしゃられている以上、実際にそう思っていますと言っているようなものですよね。
こうした発言に世間からは多くの批判的な意見が挙がります。
DaiGoさんの差別発言に対する世間の声
炎上する発言に対して世間からは批判の声が相次ぎます↓
DaiGoという人の発言をTLで見かけたのですが、これは「辛口」なんていうものではなく、恐ろしく危険な優生思想そのものでしょう。影響力のある人のようですから、ホームレスの方や生活保護受給者の身の安全を現実的に脅かす発言でもあると思います。実に危ない。
— 想田和弘 最新作「精神0」DVD・最新刊「なぜ僕は瞑想するのか」発売開始 (@KazuhiroSoda) August 12, 2021
DaiGoという人の優生思想に基づく生活保護利用者やホームレスへの排斥は言語道断すぎる、許されない。つい先日回ってきた別の動画では「僕LGBTQに偏見ないですよ、レズの友達いるんで」「でも差別が云々とか何したいんだろうな」「ゲイ・レズ同士集まってバカみたい、心が弱い」といった動画もあって→
— 松岡宗嗣 (@ssimtok) August 12, 2021
DaiGoさんのYouTube見たけど危険すぎる考えだ。「生活保護受給者とホームレスは社会にいらない。税金で生活保護に食わせるよりも猫に救え」。働きたくても働けない人は?能力があり、頑張ってる人でも、突然、交通事故にあって働けなくなる可能性はあるよ?それでも生きていける環境を作るのが国の役割
— たかまつなな/時事YouTuber (@nanatakamatsu) August 12, 2021
メンタリストDaiGo氏のホームレスや生活保護に関する発言、あまりに優生思想的であっけにとられた。炎上商法としてもひどすぎる。
特にコロナ禍では誰がいつセーフティネットの世話になるか分からない。
苦しい状況にある人はこんな声を気にせず、生活保護の申請をしてほしい。再出発は命あってこそ。— 黒田加那@西日本新聞 (@kurokanannp) August 12, 2021
このようにDaiGoさんに対して厳しい意見が多く挙がっています。
多くの人が感じているように命の重さに差はありません。
ホームレスの方も生活保護受給者の方も命の重さは平等ですし、平等であるべきだと思います。
最近では新型コロナウィルスの影響で職を失った人や倒産した人も多いでしょう。
そう言った方々に対しても同じように思っているのでしょうか?
そして遂には生活困窮者支援団体からDaiGoさんに向け緊急声明が発表されました。
生活困窮者支援4団体からDaiGoさんに向けて声明が発表される
内容は以下の通りとなっています↓
生活困窮者支援4団体が14日、メンタリストのDaiGo(34)が自身のYouTubeチャンネルで路上生活者(ホームレス)や生活保護受給者を差別するような発言をして批判が殺到したことに関し、公式サイトに連名で緊急声明を発表した。一連の発言について「人の命に優劣をつけ、価値のない命は抹殺してもかまわない、という『優生思想』そのものであり、断じて容認できるものではありません」などと厳しく指摘。13日夜の生配信謝罪にも、生存権を保障するための制度として生活保護制度があるという根本的な理解を欠いているとし「自らの発言の問題点を真に自覚していると評価することはできず、その反省と謝罪は単なるポーズの域を出ていないと言わざるを得ません」
スポニチアネックス様より引用
今回のDaiGoさんの発言に対して世間からは優生思想だという声が多く挙がっていますね。
では、優生思想とは一体どんなものなのでしょうか?
ご存知ない方の為にご説明致します。
優生思想とは?
優生思想とは↓
「人類の遺伝的素質を改善することを目的とし,悪質の遺伝的形質を淘汰し,優良なものを保存することを研究する学問」である(『広辞苑 第6版』岩波書店,2008)。
その歴史を遡れば,優生(学)的な思想は,すでに,ソクラテスやプラトンら古代ギリシャの哲学者のなかに見られるが,C・ダーウィンの従兄弟であるイギリスのF・ゴルトンが「人間の優良な血統を増やすことを研究する科学」を優生学(eugenics)と定義したことから,ゴルトンが優生学の創始者であるとされている。
DINF様より引用
凄く分かり易く言えば、優秀な人と優秀ではない人が居たら優秀ではない人を排除して優秀な人の遺伝子だけを残そうという考えです。
これは見方を変えれば障がいを持って生まれた方にも当てハマってしまいますよね…
しかも良く考えてみると…
ホームレスの方や生活保護受給者の方を優秀ではないと定義するのであれば命の重さに差をつけるDaiGoさんもまた『優秀ではない人』なのではないでしょうか。
また、優生思想の危うい点はそれだけではありません。
現在ではあまり見なくなりましたが…
一昔前まではホームレスの男性が暴行を受けたり火をつけられたりする事件が多く発生していました。
観る人が観れば今回のDaiGoさんの発言はそれを容認するものと捉えられかねません。
万が一同様の事件が発生したとして…
ムシャクシャしてやった。
ホームレスなら別に良いと思った。
DaiGoがYOUTUBEでそう言っていたのを思いだして別にホームレスなら構わないだろうと思った。
等と供述されたらDaiGoさんはどうされるおつもりなのでしょうか?
現在DaiGoさんは謝罪動画を公開されていますが、過去に行った発言は取り消せません。
炎上商法にしては度が過ぎているのではないかと筆者個人的には感じますね…
あとがき
いかがでしたか?
今回はDaiGoさんがホームレスや生活保護受給者に対して差別発言をした事について調べてみました。
動画の再生回数を上げる為の辛口企画であった事は間違いないと思います。
しかし、いくら辛口と前置きしていても言ってはいけない事の判別ぐらいはつけて語って頂きたかったですね…
そんなDaiGoさんに関する記事を他にも書いていますので宜しければそちらもご覧下さい↓
メンタリストDaiGoがテレビ出ないのはなぜ?3つの理由に驚愕!
メンタリストDaiGoは結婚してる?好きなタイプはラトビア人!
それでは、今回はこの辺りで失礼します(^^)