何かと話題になっている静岡県の川勝平太知事。
リニア中央新幹線の着工に待ったをかけ続けており、
世間からはなぜ当選した?など批判の声が上がっているようですね。
今回はそんな川勝知事の学歴や経歴について調べてみました。
川勝平太知事のプロフィール
- 名前:川勝 平太(かわかつ へいた)
- 生年月日:1948年8月16日
- 出身地:大阪府
- 血液型:O型
川勝知事は大阪府で生まれて京都府京都市で育ちました。
幼い頃には母親の勧めでバイオリンを習っていたようで、賢くて本当におとなしかったそうです。
中学校までは公立学校に進みクラシック音楽とバスケットボールに没頭するなど、
身体を動かす事も好きだったようですね。
川勝平太知事の学歴
川勝知事の学歴は以下の通りとなっています。
- 高校:洛星高等学校
- 大学:早稲田大学経済学研究科
- 大学院:早稲田大学大学院経済学研究科
- 留学:オックスフォード大学
それでは一つずつ見て行きましょう。
出身高校:洛星高等学校
川勝知事は学校法人ヴィアトール学園洛星高等学校に通っていました。
高校時代の川勝知事は音楽好きの本領を発揮しクラス対抗の合唱コンクールで、
編曲を手掛けながら指揮者も担当したとそうです。
友人らには『元気よく歌え』とハッパを掛けるなど情熱的な一面を持っていたそう。
一方で音楽への愛が度を越していたようで当時物理を教えていた先生が試験の凡ミスの原因を問うと、
「交響曲が脳内で鳴りやまなくて…」と笑って答えたんだとか。
冗談で受け答えしたのかもしれませんが先生には本気に聞こえてしまうほど、
音楽にのめり込んでいたという事なのかもしれませんね。
出身大学:早稲田大学
川勝知事は1浪して早稲田大学政治経済学部経済学科に入学しご卒業されています。
川勝知事が大学に入った頃は学生運動の全盛期だったそうで、
1人の大学生が闘争中に亡くなる事件が起こって、
予備校にそのお母さんを連れた学生運動家がアジ演説をしに来たとの事。
横に立っている母親がとても可哀想で彼女の息子の命を奪うことになった、
マルクス主義は絶対に許せないと強烈に思ったんだそう。
マルクス主義を論破しなければと『資本論』の英語版や日本語版も読破。
しかしその後学生運動は内ゲバ化して川勝知事は一時かなり虚無的になったそう。
授業にも出ず大学図書館にこもって朝から晩まで勉強していたんだとか。
川勝知事の大学時代は雑学でしかも独学で興味のある、
切実な問題を考える本を読んでいたんだそうです。
出身大学院:早稲田大学大学院経済学研究科
早稲田大学政治経済学部経済学科を卒業した川勝知事は、
出身大学院:早稲田大学大学院経済学研究科に進学しました。
大学院ではイギリス経済史の小松芳喬先生にも教わり、その紹介で
オックスフォード大学に留学してピーター・マサイアス先生の下で学ばれたそうです。
当時の事を川勝知事は次のように振り返っています。
オックスフォード時代も勉強しましたが、食事はきちんと大学の寮でとっていたので、やはり大学時代の4年間は、いつも腹をすかして、涙をこらえながら勉強していた感があります。ちなみに、大学時代の最初の下宿は、買い集めた本の重みで床が抜けそうになり、次に移った下宿では、本当に床が抜けてしまいました(笑)
引用:https://wedge.ismedia.jp/
大学院に進学する為にかなりの勉強をされて来られたんですね。
買い集めた本の重みで床が抜けた…これは本当の話か分かりませんが、
それぐらい本を沢山読み勉強をされたという事なのでしょう。
川勝平太知事の経歴
川勝平太知事の経歴は以下の様になっています。
- 1975年4月 – 早稲田大学政治経済学部助手川勝平太知事の経歴1975年4月 – 早稲田大学政治経済学部助手
1982年4月 – 早稲田大学政治経済学部専任講師
1984年4月 – 早稲田大学政治経済学部助教授
1990年4月 – 早稲田大学政治経済学部教授
1991年1月 – 早稲田大学中央図書館副館長(1994年11月まで)
1998年4月 – 国際日本文化研究センター教授(その後は副所長兼任
1999年 – 小渕内閣・「21世紀日本の構想」懇談会委員
2006年 – 安倍内閣・教育再生会議委員
2007年 – 静岡文化芸術大学学長、国際日本文化研究センター客員教授
2009年6月5日 – 静岡文化芸術大学長を辞職 静岡県知事選挙へ立候補を表明
2009年7月5日 – 静岡県知事選挙当選
2009年7月7日 – 静岡県知事就任
2009年9月10日 – 学校法人静岡文化芸術大学理事長就任(2010年3月まで)
2010年11月 – 静岡文化芸術大学名誉教授就任
川勝平太知事は2009年5月に小沢一郎氏から同年7月の静岡県知事選挙への出馬要請をされました。
静岡県知事選挙への立候補が取り沙汰されると川勝知事は、
「私の身は理事長(石川嘉延知事)に預けてある。理事長が『やれ』と言うならノーとは言わないが、99.99%ないと思う。
と述べて初めは立候補について否定していました。
その後、出馬・不出馬に関する発言を二転三転しつつも最終的に民主党、
社会民主党、国民新党の推薦で同選挙への立候補を表明します。
選挙戦は元参議院議員の坂本由紀子氏との激しい戦いになりましたが、
鳩山由紀夫氏、岡田克也氏、菅直氏人など民主党幹部も連日応援に駆けつけた結果、
坂本氏を15,000票差で破り初当選を果たしました。
それ以降は第17・18・19・20代と4期連続で静岡県知事を務めています。
今後も静岡県民の為に県知事としてご活躍されて欲しいですね。