中古車販売の大手ビッグモーターに不正が発覚し話題になっていますね。
ネット上でも大炎上しており、大変な状況となっています。
ビッグモーターはこのまま倒産してしまうのでしょうか?
調査してみました。
ビッグモーターに保険金不正請求が発覚。
中古車販売大手「ビッグモーター」が、自動車保険の保険金を不正請求していたことがわかった。14日までに、外部弁護士で作る調査委員会がまとめた報告書を大手損害保険各社に提出した。損保各社は、払いすぎた保険金の返還を求めている。
引用:読売新聞
この報道に対して世間からは次のような声が上がっています。
その後も社名を代えたり、ビッグモーターに携わった人が車関係の仕事や車屋さんを開けない様にするくらいして欲しい。
このように損保会社は保険金の返還を求めていますが、
それだけでは済まされないという声が多く上がっています。
これは当然ですよね。
では、この先ビッグモーターは倒産してしまうのでしょうか?
ビッグモーターは倒産する?(潰れる?)
結論から申し上げると、今後ビッグモーターが倒産する可能性は十分に考えられるでしょう。
ビッグモーターは自動車保険での保険金不正請求が少なくとも1,275件あり、請求総額4,995万円だったと発表しています。
まず間違いなくこの金額は全額返金をする事になるでしょう。
また、今回の責任を取ってビッグモーター社長の兼重宏行氏が報酬全額を1年間、
他の取締役全4人が報酬10~50%を3か月分返上・返納するとの事。
返還する金額のみを考えれば十分にこれで賄えると思います。
しかし、問題はその後。
ビッグモーターは保険金不正請求の為に故意に車に傷を付けていた事が発覚しているのです。
ビッグモーターは故意に車体に傷をつけていた。
外部弁護士で作る調査委員会の報告書では、ゴルフボールを入れた靴下を振り回して車体をたたいたり、工具でひっかき傷をつけたりして、修理の必要な範囲を広げるなどしていたことも指摘された。
引用:esponse.
なんとゴルフボールを入れた靴下を振り回して車体を叩いたり、工具でひっかき傷をつけたりしていたというのです…
これは立派な器物損壊罪に当たる行動と考えて良いでしょう。
書面を改ざんして損保会社へ不正請求をするだけであれば、お客様目線で信用できないと思われる程度で済むかもしれません。
しかし、車を故意に傷付けられていたという事であれば、2度とビッグモーターへは行く事はないと思います。
車が故意に傷付けられると分かっていてわざわざ行きませんよね…
また、これだけの大炎上をしてしまっていますので新規顧客の開拓はほぼ不可能。
今後は売上が激減して倒産するというのが自然な見方ではないでしょうか。
ビッグモーターの株価はどうなってる?
これだけの不祥事を起こし、大炎上中のビッグモーターですから株価も大暴落…
と思いきや、なんとビッグモーターは株式市場に上場していないのです。
上場しない理由については憶測となりますが…説明責任が発生しない事にあるでしょう。
上場企業であれば株主総会などで株主の方々に説明を求められたり、
経営方針について文句を言われる可能性があります。
当然このような不祥事があれば株主の方々から鬼のように詰められる事になるでしょう。
今回の不正請求も5年以上前から続いていたとされていますので、上場など出来るはずがありません。
不正を平気で行ったり不祥事を隠蔽する企業体質ですから、むしろ上場していなくて良かったと言えるでしょう。
もし上場していて株主の方々にまで被害が出ていたら、この程度の炎上では済んでいないでしょうからね…
自己の利益の為に信頼を裏切る所か、器物損壊のような事までしていたビッグモーター。
今後倒産する事になるのか、動向に注目しておきたいですね。