社会福祉法人の男性元副理事長が知的障害のある利用者に、
約10年間虐待を繰り返していた事が報道され話題になっています。
この男性元副理事とは一体誰なのでしょうか?
調査してみました。
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社会福祉法人清陽会の元副理事長が利用者を虐待していた事が判明。
東京都府中市にある社会福祉法人の男性元副理事長が、知的障害のある利用者に約10年間、虐待を繰り返していた。この法人の第三者委員会がまとめた調査報告書を共同通信が入手し、判明した。
引用:47NEWS
この報道に対して世間からは次のような声が上がっています。
被害側の訴えを裏付けるものがない、職員が証言を拒むなどが原因だと思います。ここを何とかしないとこれは永遠になくならない。
私の息子も全国展開のグループホームに入っているんですが、最近殴られたり引っかかれたりの傷が多くて心配になりました。余りに酷かったので警察へ届けたらそれ以降ピタッとなくなりました。
しっかりと追求して欲しいという声や、批判の声が上がっています。
では、虐待をしていた男性元副理事長とは一体誰なのでしょうか?
調査してみました。
清陽会の男性元副理事長は星芝和夫氏。
結論から申し上げると、清陽会の男性元副理事長は星芝和夫氏です。
こちらは令和2(2020年)年2月時点の清陽会の役員名簿です。
副理事長の欄には星芝和夫という名前がありますね。
そして、報道の内容に以下のような記載があります。
府中市が虐待を認定した後の2020年末に清陽会を退職したが、特に処分は受けなかったという。
引用:47NEWS
男性元副理事長は2020年の末に退職をしたと記載されています。
こちらは令和3年(2021年)6月時点の清陽会の役員名簿です。
副理事長の欄には内田鏡子という名前がありますね。
この事から星芝和夫氏が2020年に清陽会を退職している事が分かりました。
つまり、知的障害の利用者に虐待をしていたのは星芝和夫氏という事になります。
星芝和夫氏の顔画像はある?
- 名前:星芝和夫(ほししば かずお?)
- 年齢:80歳前後
- 職業:府中市職員
2023年7月15日時点で星芝和夫氏の顔画像は公開されていません。
清陽会のHPを2020年時点まで遡って調査致しましたが、HP上で顔画像を発見する事は出来ませんでした。
府中市に最初の通報があったのは2013年でしたが、市が元副理事長による虐待を認定したのは
2020年の7月で約7年を要しており、職員や家族からは行政の不作為を訴える証言もありました。
その原因として考えられているのが星芝氏が府中市の元職員だった事。
「元副理事長への恐怖感で職員は反論できない環境だった」
「理事や評議員の多くが元副理事長の依頼で就任しており、実質的な審議がなされていなかった」
と報告書にも記載がされており、星芝氏が絶対的な権力を握っていた事が容易に予想出来ます。
そのせいで利用者への虐待が7年間見過ごされていたという訳ですね。
絶対的な権力を持っていようとも、知的障害者への虐待など見過ごせるはずがありません。
どうして7年間も放置されてしまったのか甚だ疑問です…
星芝和夫氏が虐待を行っていたのは「府中ひまわり園」
住所:〒183-0012 東京都府中市押立町1丁目17−13 ひまわり園
負ちゅうひまわり園では生活介護事業を中心としたプログラムで、
障害の程度や能力に関わらず充実感を得られるような活動を目指しています。
生活訓練や作業訓練の他、クラブ活動や障碍者スポーツ大会なども開催されており、
病気などで自力通園が困難な場合の対応として福祉車両による送迎も行っているとの事。
既に星芝和夫氏は在籍していませんので、健全な運営が担保されている事を願うばかりですね。