2022年1月15日に発生した東大刺傷事件の犯人に注目が集まっていますね。
犯人が17歳の高校生であった事もあり犯行動機に同情の声が多数挙がっているのです。
では、犯人である少年はなぜこのような事件を起こしたのでしょうか?
調査してみました!
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大学入学共通テストの東大会場付近で殺人未遂事件が発生。
2022年1月15日、大学入学共通テストの試験会場となっている東京大学前の路上で殺人未遂事件が発生しました↓
15日午前8時半ごろ、大学入学共通テストの会場となっている東京・文京区の東京大学前の路上で、17歳の少年が刃物で受験生の高校生ら3人を切りつける事件がありました。3人はいずれも意識はあるということです。
日テレNEWS24様より引用
この報道に対して世間からは以下のような声が挙がっています↓
事件を犯した犯人の少年には批判の声が多く挙がっています。
では、なぜ少年は事件を起こしてしまったのでしょうか?
そこには犯人の少年が抱えていた苦悩が大きく影響している事が分かりました。
東大刺傷事件の犯人が抱えていた3つの苦悩とは?
犯人の少年が抱えていた苦悩とは以下の3つである事が考えられます↓
- 完璧を求められていた。
- 1年前から成績が落ちていた。
- コロナ禍で孤立していた。
それでは、1つずつ詳細を見て行きましょう。
完璧を求められていた
1つ目は、完璧を求められていたというもの。
一部では少年の父親は医者なのではないかという噂があります。
父親が医者・代々医者の家計では後を継ぐ為に医者になれと言われるというのは良く耳にしますね。
また事件が発覚後に少年が通う東海高校や父親が発表したコメントがそれはもう完璧なものでした…
父親=このたびは、世間をお騒がせしまして、誠に申し訳ございません。被害にあわれましたご本人様には、心より申し訳なくお詫び申し上げます。一日も早いご回復をお祈り申し上げますと共に、ご家族、ご関係者の方々にも併せてお詫び申し上げます。現在、警察による捜査段階で、私共がこの件に関して行動することを控えるよう言われておりますので、被害者様へのお詫びにもお伺いできず、心苦しい限りです。このたびは誠に申し訳ございませんでした。
テレ朝NEWS様より引用
本校は、もとより勉学だけが学校生活のすべてではないというメッセージを、授業の場のみならず、さまざまな自主活動を通じて、発信してきました。また本校の長い歴史のなかで、そのような校風を培ってきました。ところが、昨今のコロナ禍のなかで、学校行事の大部分が中止となったこともあり、学校からメッセージが届かず、正反対の受け止めをしている生徒がいることがわかりました。これは私たち教職員にとっても反省すべき点です。『密』をつくるなという社会風潮のなかで、個々の生徒が分断され、そのなかで孤立感を深めている生徒が存在しているのかもしれません。今回の事件も、事件に関わった本校生徒の身勝手な言動は、孤立感にさいなまれて自分しか見えていない状況のなかで引き起こされたものと思われます。今後の私たちの課題は、そのような生徒にどのように手を差し伸べていくかということであり、それが根本的な再発防止策であると考えます。
日刊スポーツ様より引用
まさしく模範解答のようなコメントで、非の打ちどころがありませんね。
このように少年を取り巻く環境は常に完璧を求められるものであったと考える事が出来ます。
常に完璧を求められる状況で成績が落ちてきたら、苦悩するのは当然の事と言えるでしょう…
1年前から成績が落ちていた
2つ目は、1年前から成績が落ちていたというもの。
犯人の少年は逮捕された後に以下のように供述しています。
少年は「勉強がうまくいかなくて事件を起こして死のうと思った。医者になるため東大を目指して勉強していたが、成績が1年前まら振るわなくなり自信をなくした」と供述しているという。
スポニチアネックス様より引用
もし少年が自ら医者を目指していたのであれば親や友達などに相談出来ますが、
周りから医者になる事が当たり前だというプレッシャーを受けていたとしたら…。
そこにはかなりの苦悩があったのではないでしょうか。
逃げる事が出来ないプレッシャーに耐え切れずに、
このような事件を起こしてしまったと考える事が出来ます。
コロナ禍で孤立していた
3つ目は、コロナ禍で孤立化していたというもの。
まずは下の画像をご覧下さい↓
こちらの画像はPR TIMESがコロナ禍の学生生活に関するアンケート調査を行ったものです。
このように約70%の学生が孤独を感じていると回答していました。
事件を起こした少年も恐らく強い孤独を感じており、
悩みを打ち明ける事が出来なかったのではないでしょうか。
これまで日常生活で当然のように出来ていた事がコロナ禍では出来なくなっていますよね。
高校側も何気ない会話から生徒の悩みを汲み取ったりする事が出来ず、
難しい対応を迫られていたのではないかと思います。
このように様々な状況が重なって今少年の苦悩となり、
今回の事件に繋がったのではないかと筆者は感じます。
東大刺傷事件の犯人に同情の声が多数
事件を起こした少年には同情の声も多く挙がっています↓
事件を起こした少年には同情の声も多く挙がっていますね。
だからと言って今回の事件が許される訳ではありません。
このような事件が2度と起こらないよう国や学校、家庭などで、
出来る事を改めて見直す必要がありそうですね…
あとがき
いかがでしたか?
今回は東大刺傷事件の犯人の少年が抱えていた苦悩について調べてみました。
あくまでも筆者独自の調査によるものですのでご了承下さい。
それでは、今回はこの辺りで失礼します(^^)