ススキノ殺人事件で逮捕された田村瑠奈容疑者に新事実が浮上しました。
実は、解離性同一性障害の可能性があるというのです。
この噂は本当なのでしょうか？
調べてみました。
札幌市ススキノのホテルで頭部切断遺体が発見される。
事件が発生したホテル。
2023年7月2日、札幌・すすきののホテルで男性の遺体が見つかった事件で、遺体は体の一部が切断された状態だったことが捜査関係者への取材で明らかになりました。
引用：ABEMA TIMES
この事件で現在、田村瑠奈容疑者・田村修容疑者・田村浩子容疑者の親子3人が逮捕されました。
実行犯は田村瑠奈容疑者であり、協力をしたのが田村修容疑者、田村浩子容疑者という構図です。
小学生の頃の田村瑠奈容疑者。
田村修容疑者の顔画像。
※田村浩子容疑者の顔画像は2023年7月28日時点で公開されていません。
瑠奈容疑者と父親の修容疑者は2人で共謀し事件前に自宅近くの量販店で、
犯行に使われた可能性のあるノコギリとスーツケース、ナイフを購入していたことが分かっています。
更にその後の調べで別の複数の刃物や金髪のウイッグも同じ量販店で購入し、
防犯カメラに２人の店内の様子や修容疑者のクレジットカードの使用履歴も残っていました。
そして瑠奈容疑者と被害男性がホテルに入ったのは2023年7月1日の深夜でしたが、
犯行に使われたとみられる刃物などが揃ったのは同じ1日の午前2時頃とみられています。
母親の浩子容疑者が犯罪に加担していたのかは現在の所定かではありませんが、
持ち去った被害者の頭部を自宅で保管していた事から事件に関与したと考えられています。
被害者を殺害後に頭部を切断するという普通の人にはとても出来ない殺害をした田村瑠奈容疑者。
実は精神疾患を抱えていたと言います。
田村瑠奈容疑者は解離性同一性障害を抱えていた。
幼稚園時代の田村瑠奈容疑者。
どうやら田村瑠奈容疑者は解離性同一性障害の持病を抱えていたようです。
解離性同一性障害とは分かりやすく言えば多重人格の事。
「彼女は“自分の中に別の人格が……”といった類の供述をし始めているそうで、精神障害の疑いがあるとなって、慎重に捜査を進めています。精神鑑定などが必要かどうかは今後判断されますが、責任能力がないとなれば、罪に問われない可能性も出てきます」
引用：デイリー新潮
現状では本人の供述のみですので、罪から逃れる為に嘘をついている可能性もあります。
しかし、幼少期のエピソードにはこのようなものもありました。
小学生時代の田村瑠奈容疑者。
「小5の時に同じクラスで、ある時、瑠奈の服装を『アニメのキャラみたいだな』と茶化したら、急に筆箱からカッターナイフを持ち出して、追っかけてきて。馬乗りになられて首にカッターを突き付けられたんです。そこで周りの友達が止めに入ってくれたけど、瑠奈は『次言ったら刺すからな』と。本気で刺されると思いました。今でも鮮明に覚えています。
引用：文春オンライン
茶化されただけで馬乗りになってカッターを突き付けられる…
正直かなり異常ですし、少年鑑別所に入っていてもおかしくない行動と言えるでしょう。
とても小学5年生が取る行動とは思えませんし、幼少期から、
解離性同一性障害の持病を持っていた可能性も十分考えられると思います。
万が一、田村瑠奈容疑者が解離性同一性障害であると証明された場合、
与えられる刑罰はどのように変化するのでしょうか？
田村瑠奈容疑者が解離性同一性障害だった場合の法定刑は？
※画像はイメージです。
田村瑠奈容疑者は被害者の男性を殺害していますので、通常であれば当然殺人罪が適用されるでしょう。
死刑または無期懲役、5年以上の有期懲役とありますね。
しかし、田村瑠奈容疑者が解離性同一性障害だと認められると無罪になる可能性も考えられます。
刑事事件で解離性同一性障害が問題になる場合犯罪をしたのは私ではなく、別の人格ですと主張するケースが多いとの事。
責任能力が必要となるタイミングは犯罪の実行行為をした時点ですので、
殺人罪であれば人を殺した時点で責任能力がなければ犯罪は成立しません。
別の人格が被害者の男性を殺した事が証明されれば、田村瑠奈容疑者は無罪になるという事ですね。
犯罪を共謀した父親の修容疑者が精神科医という事で、逮捕前に画策していた可能性もあります。
警察の方々には慎重な取り調べを行って頂き、真実を明らかにして頂きたいですね。
