俳優で歌舞伎役者の香川照之さんこと市川中車さん。
2023年7月3日には「通し狂言 菊宴月白浪(きくのえんつきのしらなみ)」で主演を務めました。
そんな市川中車さんの歌舞伎の評判・評価はどのようなものなのでしょうか?
調査してみる事にしました。
東京・歌舞伎座の七月大歌舞伎で市川中車で主演を務める。
歌舞伎俳優の市川中車(57)が3日、東京・歌舞伎座で「七月大歌舞伎」(28日まで)の初日を迎え、昼の部「菊宴月白浪」に主演した。
引用:スポニチアネックス
初日を終えた市川中車さんへは世間から次のような声が上がりました。
色々批判はあるでしょうけど、立派に代役を果たされたことは支持したいし、誇りに思ってほしい。
最近の作品の中では過去一番の大がかりな演出…
宙乗りを間近で拝見致しましたが、中車さん…少し眼が潤んでいるように感じました。
市川中車さんは2022年報道されたセクハラ行為を認め、芸能界の一線から退いていました。
その間も歌舞伎の稽古を積み、日々反省をしながら鍛錬を行っていたのですね。
そうした努力の甲斐もあってか今回の公演を無事に終えたようです。
では、そんな市川中車さんの歌舞伎の評判・評価はどういったものなのでしょうか?
市川中車(香川照之)さんの歌舞伎の評判・評価は?
歌舞伎座で行われた「菊宴月白浪」を観に行かれた方からは次のような声が上がっています↓
温かい言葉が並んでいてよかった!
中車さん、頑張って!
このように初日を終えた市川中車さんへは頑張れという応援の声が多く上がっていました。
現状では歌舞伎の質を評価するというより、頑張ってほしいという気持ちを持っている方が多いのかもしれませんね。
ですが、その一方で…
香川照之もまだ逮捕されてないだけで猥褻行為で干されてる最中だよね…。
そういうとこだぞ歌舞伎界(-_-;)
余程人材がいないのか、何しても許される世界なのか、代役の代役が必要にならないといいけどな。
そこは女性団体とかもスルーなのか??
このように市川中車さんが起こしたセクハラに対する批判など否定的な意見も見受けられました。
被害者との間には示談が成立しているものの、世間の目は中々厳しいようですね。
市川中車さんの屋号は?
市川中車さんお屋号は澤瀉屋(おもだかや)となります。
名称は初代市川猿之助(二代目市川段四郎)の生家が副業として、
薬草の匙澤瀉(さじおもだか)を商う薬舗をやっていたことに由来しています。
歌舞伎役者にはそれぞれ「屋号」がありますが、
江戸時代には士農工商の士(武士)以外は苗字が許されていませんでした。
商人や大きな農家などに倣って役者も屋号を用いるようになったのではないかと言われています。
市川團十郎家の「成田屋」が屋号の始まりとされており、
初代團十郎が成田山を信仰したことから言われるようになったとの事。
他家では父祖の商号や出身地などからいろいろな屋号ができたんだそう。