チームメイトへ暴行を起こしたとして自宅謹慎になっていた中田翔選手が巨人に移籍して話題になっていますね。
そんな中田翔選手やプロ野球界に対して『中田翔システム』と批判が殺到しているのをご存知でしょうか?
そこで今回は中田翔システムについてご紹介したいと思います。
Contents
中田翔選手が巨人へ無償トレードで移籍
2021年8月21日、暴行を起こした中田翔選手が日本ハムから巨人に移籍する事が発表されました↓
巨人は20日、チームメートへの暴力行為で出場停止処分を受けた日本ハム・中田翔内野手(32)を無償トレードで獲得したと発表した。背番号は10。過ちを深く反省した中田に、巨人が救いの手を差し伸べる形でまとまった。中田は東京ドームでのDeNA戦前の全体練習でチームに合流。21日に出場選手登録される予定だ。日本野球機構(NPB)は日本ハムからの出場停止処分解除を公示した。
デイリー様より引用
この移籍は日本ハムの栗山監督が直接原監督に電話をして実現したと言われています。
以前から栗山監督は『中田翔は日本ハムでの復帰は難しい』というお話をしていました。
しかし、無償で行われたこのトレードに世間からは批判の声が多く挙がっています↓
https://twitter.com/lean_ryo/status/1429353680742993921?s=20
中田翔をすぐに1軍の試合に出す巨人にも腹が立つけどそれを美談にしようとするマスコミの方がもっと腹立つ
— 何度目の麦茶か?◢⁴⁶賀喜&De桑原 (@mugicha_kuwa) August 22, 2021
私もトラブル起こしたら中田翔システム使うか。
— 瑠璃屋BT59 (@ruriyaOita) August 22, 2021
https://twitter.com/kinoryou0302/status/1429277670404096001?s=20
このように批判が多く挙がっています。
中田翔選手へのあまりにも特別な扱いにお笑いタレントの有吉弘行さんは中田翔システムという言葉まで誕生させています。
ではこの中田翔システム、一体どの部分に批判が集中しているのでしょうか?
分かりづらいという方の為にまとめてました。
中田翔システムへの批判
有吉弘行さんが名付けた中田翔システム、実はSNSでバズっているのです↓
https://twitter.com/m_mononof/status/1429595451246866434?s=20
中田翔システムは色々な場面で使えそう。汎用性のあるみそぎシステム。
— ヨーク (@revengeofzt) August 22, 2021
中田翔システムわろた
— ケンちゃん (@sd7sd72) August 22, 2021
中田翔システム 意外と長引く笑
#snd— 認定トライ (@drascrew) August 22, 2021
このように中田翔システムという言葉が多くツイートされています。
ではこの中田翔システム、どのようなものなのでしょうか?
中田翔システムとは?
中田翔選手の巨人への無償トレードで誕生したこの中田翔システム。
どのような内容だったのかご説明します。
- 出場停止期間中でも移籍が出来る
- 暴行しても移籍すれば出場停止処分が解除される
- 暴行をしても責任を取らなくても済む
簡単にご説明するとこのような内容となります。
一つずつ見て行きましょう。
出場停止期間中でも移籍が出来る
1つ目は、出場停止期間中でも移籍が出来るというもの。
中田翔選手は2021年8月4日に起こした暴行に対して、11日から出場停止の処分をNPB(日本野球機構)から受けています。
しかし、その処分が解除される前に巨人への移籍が決定してしまいました。
これはつまり、暴行事件が解決する前に移籍が成立し事件そのものを有耶無耶にしてしまう結果に繋がっています。
言い方を変えれば、事を大きくしたくないというNPBの思惑を裏にあると言う事が出来ますね。
この点に批判が殺到しているのです。
暴行しても移籍すれば出場停止が解除される。
2つ目は、暴行しても移籍をすれば出場停止処分が解除されるというもの。
中田翔選手は20日に巨人への移籍が決定した事で、NPBから出場停止処分が解除されています。
しかし、暴行が発覚してから移籍までに中田翔選手や日本ハム(中田選手が所属していた球団)は謝罪は愚か何もしていません。
つまり、問題が何も解決していない段階で移籍が成立し、移籍が完了したら出場停止処分が解除されてしまったのです。
これは誰が見てもおかしいですよね…
NPBとして移籍したから問題解決という事なのでしょうか。
この内容には野球ファンから批判が殺到するのは当然ですよね。
暴行をしても責任を取らなくて済む
3つ目は、暴行をしても責任を取らなくて済むというもの。
巨人への移籍が完了した事で一件落着したような雰囲気になっていますが、実際問題として中田翔選手と日本ハムは何も責任を取っていません。
中田選手自身は巨人に移籍する際の会見で正式に謝罪をされています↓
その他にも中田翔選手は、読売新聞社と読売光と愛の事業団が設立した『全国コロナ医療福祉支援基金』300万円の寄付をしました。
この事で中田翔選手自身は一定の格好はつけた形となりますね。
しかし、日本ハムという球団からは正式な謝罪などは何もされていません。
中田翔選手の暴行は後輩イジリとして以前から行われていたそうで、今回が初めてではありません。
当然球団関係者が一度もその場面を目撃していないはずがありませんから、黙認していた事になります。
今回の暴行事件は被害選手が球団へ報告した事で発覚していますので、以前からチームの中で問題となっていた事は明らかですよね。
にも関わらず球団としてファンに対する謝罪などは全くの無しです。
事実上、中田翔選手を巨人へ移籍させ守っただけという事になりますよね。
この対応に批判が殺到しているのです。
あとがき
いかがでしたか?
今回は中田翔選手が起こした暴行事件に対しての批判や、新たに設立された中田翔システムについてご紹介しました。
中田翔選手には巨人への移籍で初心に帰り、感謝の気持ちを忘れずに頑張って貰いたいですね。
中田翔選手の暴行事件に関しては以下の記事でご説明していますので宜しければご覧下さい↓
それでは、今回はこの辺りで失礼します(^^)